働く女の日記帳

何者でもない普通の者が書きたいことを書いています

高齢者がペットを飼うということ CMにあるように「飼えない動物を飼ってはいけない」

高齢の母が猫を飼いたいと言ったのが、昨年のゴールデンウィーク。母は、休み中のみんなが揃っているときに実家近くの猫カフェに行こうと言うので、行きました。そこで、ますます母が猫を飼う気持ちを強め、紆余曲折あってこの年の6月、実家に猫を迎え入れました。雄猫で、名前は蘭丸くんです。顔が整っていてイケメンなので、この名前にしました。

実際に飼ってみて、本当にかわいくて、今ではもう家族の一員です。猫特有の気まぐれとツンデレはあるけど。ちなみに、私たちは保護猫を引き取ったわけではなく、ペットショップから買いました。この是非に関してはともかく、お店のブリーダーがトイレトレーニングをはじめとする躾をしっかりとしてくれていたおかげで、人にやたらと嚙みついたり、トイレ以外の場所で糞尿を垂れ流すこともありません。

「犬は人に付く、猫は家に付く。」のフレーズがあるように、猫はなかなか人に懐いてくれません。特に子猫のうちに慣れさせておかないと、成猫になると懐くのは難しくなります。なので、子猫のうちに、離れて暮らす子供もお世話に行かないと、親に万が一のことがあったとき、本当に懐いてくれなくて、お世話がしにくいです。

子供が結婚している、独身でも実家から離れているなどで独立していて、かつ在宅勤務ができない場合、頻繁に実家にペットの世話をしに行くことはできません。我が家の場合、私は独身ですが、勤務先がサービス業で、在宅勤務が難しいため、行けるときはできる限り金曜の晩から実家に行くようにしています。幸い、妹も独身で、しかも、ほぼ在宅勤務のため、平日も世話に行ってくれています。とはいえ、妹にばかり負担をかけているようで、そこは本当に心苦しいと感じています。自分で言うのもなんですが、私たちのケースは少し特殊だと思います。

高齢者がペットを飼うきっかけの大半は、配偶者を亡くした、子供が巣立ち、暇を持て余したという理由からです。猫を含めて、ペットを飼うことで、高齢者では新たな生きがいができる一方で、様々な面で子供に与える負担が増えてしまうのも事実です。特に親が75歳以上の場合、猫の平均寿命が14〜20歳だと考えると、以下の二点に注意しなければいけません。

 

●居住地、在宅勤務が可能かどうかなどを考え、子供は容易にお世話に来れる環境下にあるか。
●親に万が一のことがあったときはどうするか。

ちなみに、保護猫団体の譲渡会では、引き取り時の年齢を60~65歳までと定めていることが多く、中には55歳までという厳しいところもあります。実際、どう見積もっても、65歳までが限界ではないでしょうか?理由は先に述べたとおり、子供に与える負担と猫の平均寿命です。また、何らかの事情により、子供たちの誰もが世話をできないとなったとき、猫がある程度歳を重ねていると、引き取り先を見つけるのは容易ではありません。最悪、保健所の手に渡れば、殺処分なんてことになりかねません。もちろん、国も殺処分ゼロを目指してはいますが。そんなかわいそうな思いを猫にさせたいですか?

CMにもあるように、「飼えない動物を飼ってはいけない」は事実です。動物はぬいぐるみではありません。衝動的に飼って、後で世話が無理~となったら捨てるなんてことは絶対にしないでください。飼える条件が整っていて、大切にすることは大前提で飼うなら、アニマルセラピーもあるくらいだから癒しになるし、生活に生きがいや張りができます。

 


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テレビラックの中に入り込んだ蘭丸ちゃん猫は暗い穴倉が大好き