働く女の日記帳

何者でもない普通の者が書きたいことを書いています

ショパン「幻想ポロネーズ」を練習してみた

アメブロから引っ越ししてきました。

4月なので、心機一転ということで。

 

といっても、過去記事はアメブロに残しています。

 

さて、音楽の話題から。

 

今年の3月はクラシック音楽コンサートに2つ行きました。1つ目は3/3のユリアンナ・アヴデーエワさん、2つ目は3/22の牛田智大(ともはる)さん。

お二人とも大変ショパンが上手いピアニストで、ユリアンナ・アヴデーエワさんは優雅さと力強さを合わせ持ち、牛田智大さんは柔らかみのある演奏で、それぞれ観客を魅了していました。

私は以前からユリアンナ・アヴデーエワさんが弾くショパン幻想ポロネーズop.61」がとても好きで、憧れを持って「ならば私も練習してみよう!」と意気込み、ポロネーズ集まで買い、ピアノに向かいました。

練習してみたはいいものの、やはり、このクラスになると、なかなか手強いです。ハッキリ言って、舐めてました・・・。

特に、この曲にしばしば出てくる3度の和音を連続して弾く箇所・・・。(ピンクの印を付けたところ)


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全音楽譜出版社ポロネーズ集 第7幻想ポロネーズ」より引用)

 

ただ弾くだけならできますが、繋げて滑らかにきれいに弾くのはかなり難しく、これは、チェルニー50番以上、ショパンエチュードの中でも「3度のエチュードop.25-6」を練習しないとできません。「3度のエチュード」はエチュードの中でも難しい部類に入る、超絶技巧練習曲です。

何が難しいのかといえば、五本の指のうち、1-3、2-4の組み合わせで、特に3の中指と4の薬指を同時に動かなければならないから。ヒトの指は薬指が一番動かしにくく、動かそうとすれば、隣の小指も一緒に動いてしまうのです。

ご参考までに、ショパンの曲で難易度の低い順から

 

ワルツ→マズルカノクターン→バラード→ポロネーズ

 

となっていて、ポロネーズとバラードはどちらも甲乙付けがたいくらい難しいです。この辺りになると、チェルニー50番以降、ショパンエチュードをしっかりと練習しないと弾けるようにはなりません。やはり、ショパンエチュードは伊達にあるわけではなく、意味があります!

まあ、私はプロのピアニストでも何でもない、ただのピアノ好きオバサンで、今日に明日に弾かなくてはいけないわけでもないので、ゆるゆるやります。

まずはチェルニー50番、ショパンエチュードを練習してからですね。気長にやります。私は中学2年で、チェルニー40番まででピアノレッスンを終えています。コロナ禍で久々の本格再開となりました。